社会福祉援助技術

友川 礼

 

T,講義概要

  介護福祉士としての実践活動に必要な知識として、社会福祉援助技術の理論を概説し、実際の方法について具体例をもとに考えさせる。また、現場における他の専門職種との連携の大切さを理解させ、チームワークのあり方について考え、専門職としての自覚を促すことを目指す。

 

1,履修の意義

 社会福祉における専門的援助技術の理論・方法を学び、介護福祉士としての実践に活用できる知識を習得する。

 

2,履修内容

社会福祉専門職とは何か、専門職による援助技術にはどのような理論・方法があるかを体系的に学ぶ。

 

3,授業方法

講義形式+小グループでのディスカッション

 

 

U.教科書と参考書

教科書:山縣文治ほか編「よくわかる社会福祉」ミネルヴァ書房2002

(社会福祉概論使用テキストと同じものを使います)

 

参考書:新版介護福祉士養成講座5「社会福祉援助技術」中央法規 2001

 

 

V.評価方法や基準

  課題(平常点40点)+定期試験(60点)

 

W.その他

  事前に、次回の講義テーマと参考文献を紹介しますので、予習を行なってください。

  評価に際しては、平常点の比率が高いので、欠席が成績に直接影響します。


授業計画                          WSはワークショップの略

テーマ

授業内容

方法

授業準備

ソーシャルワークとは何か?

アイスブレーキングとオリエンテーション

ソーシャルワークの定義

ケアワークとソーシャルワーク

ソーシャルワークの体系と共通基盤

講義

WS

 

P78〜79

P162・163

P80〜83

↓6

共通基盤

@価値

A知識           

 

倫理綱領

ソーシャルワークの展開過程

ソーシャルワーク諸理論の歴史的展開

ケースワーク・グループワーク・コミュティワークの展開過程

ソーシャルワークの機能

講義

WS

P96・97

P84〜93

 

 

 

7↓

B技術―基礎

コミュニケーションの概念

バーバル・ノンバーバルコミュニケーションの種類と対人援助への活用方法

対人援助の原理・原則(バイスティック)

講義

WS

予習プリント

10

13

B技術―応用

面接の種類と構造

ジェノグラム・エコマップの作成方法とアセスメントへの活用

介護保険とケアマネジメント

講義

WS

予習プリント

P156〜159

14

試験

 

 

 

15

まとめ

 

試験の解説