精神保健

大橋 美奈子

 

T.講義概要

 

1.履修の目的:精神医学に関する知識を習得し、介護における精神保健の理解を深める。

 

2.授業方:講義形式が中心となる。

 

3.履修内:“病は気から”という言葉があるように、医療の場で見られる身体的症状はしばしば精神の変調からおこります。また、逆に身体の障害が、精神状態に影響を及ぼすことも稀ではありません。介護の場では、被介護者の身体状態のみならず、精神状態をも把握することが必要とされます。本講義では、精神疾患をはじめとする様々な精神的問題から、行政システムに至るまで、広い分野を網羅し、精神保健の理解を深めたいと考えています。

 

U.教材やテキストおよび参考文献

 

1.新版 介護福祉士養成講座 10 精神保健  中央法規

 

2.必要に応じてプリント配布

 

V. 評価方法

 

1.この科目の評価は、以下の項目によって総合評価します。

@      授業態度・出席 A定期試験

 

W.履修上の注意

 

 テキストの相当箇所をあらかじめ読んできて下さい。

 
授業計画

テーマ

授業項目

授業内容

授業の準備

はじめに

授業の概要、精神保健の概要

授業の進め方、評価の方法

精神保健とは

特になし

精神障害

精神障害の基礎知識

精神障害とは

テキストの該当箇所を読んでくる

 

老年期の精神障害

老年期の精神障害、特に痴呆について

同上

 

代表的な精神障害の概要

精神分裂病、気分障害(躁うつ病、感情障害)

同上

 

 

症状精神病、器質精神病、アルコールおよび薬物依存症

同上

 

 

神経症

同上

 

 

睡眠障害とてんかん

テキストにはないので 特になし

精神保健

ライフステージにみる精神保健

乳幼児期、児童期、思春期における精神保健

テキストの該当箇所を読んでくる

 

 

成人期、老年期における精神保健

同上

10

 

生活の場にみる精神保健

家庭における精神保健

同上

11

 

 

学校、職場における精神保健

同上

12

 

 

地域における精神保健

同上

13

 

精神保健福祉制度の概要

精神保健および精神障害福祉に関する法律の概要

同上

14

試  験

 

 

 

15

試験返却

試験の解説